勉強法体験談:自分に合った学習戦略の見つけ方

20歳女励ましの言葉で成績上がった

私は中学生の時、全然勉強が出来ませんでした。

宿題は出来たのですが、受験勉強が全然はかどらなかったのです。

特に夢もなく、ただぼんやりと過ごしていました。

不真面目ではなく、クラスの中間ぐらいの成績を取っていたのです。

そんな私が勉強に励むきっかけとなった事があります。

それは、褒められた事です。

これはとても単純に思えるかもしれませんが、面と向かって褒められると、気分や今までの感情が一気に上がったのを覚えています。

ある日、私は国語の成績がぐんと上がりました。

その理由が、「あなたの書く文章はとても面白いね」と言われた事でした。

丁度小論文を書いている時で、ただ単純に作文の練習をしている時のことでした。

そこから私は文章、つまりは創作をする事に没頭しました。

褒められて伸びる、と言いますが、そこから国語の成績がぐんぐんと上がっていきました。

文章を書く癖をつけ、同時に本も良く読むようになりました。

成績が上がると周りも褒めてくれます。

自分が頑張れば、これだけ褒めてくれるのだ、自分を見てくれるのだと思うようになりました。

そうして私は国語以外の勉強にもやる気が出るようになり、勉強に励むようになりました。

私はとても単純だったのだと思います。

その一言だけで成績は上がったのですから。

ですが、単純だからこそ、今まで誰にも言われたことがなかったので、成績のあがるきっかけとなりました。

後悔している事としては、人からの言葉でこれほど上がるなら、最初から人の言葉に耳かすべきだったなと思います。

褒め言葉は本当に言霊の力があるのでは無いかと思います。

誰かのその一言で、全てが変わりました。

私にその言葉をくれたのは友達の中の一人でした。

そのともだちにとても感謝しています。

もしも今成績が上がらずに困っている人がいるならば、まずは誰かの言葉に耳を傾けて欲しいです。

そうすれば、勉強に励むためのヒントになるのではないでしょうか。

是非頑張ってください。

48歳女 成績上位者は発表する 担任の一言で成績アップ

現在、そろばん教室の講師をしている主婦です。

小学生の頃の私は、スポーツだけが得意な女の子でした。

ただ、両親がいろんな経験をして欲しいという考えがあったようで習い事だけはたくさんしていました。

勉強ができるようになったのは、中学2年生のときでした。

きっかけは、担任が自己紹介の際に、成績上位者は教室に貼りだすので、みんな頑張って下さいの一言でした。

負けん気が人一倍強い私は、その一言で頑張って勉強してみようという気持ちになりました。

中学1年生のときまでは、1度もそんな気持ちになったことがなかったのに。

中学1年生のときまで、成績が平均あるかないかだったうえ、塾に通っていなかったので、私は必死に勉強しました。

すると、中学2年最初のテストでは、クラスで7位でした。

そのときの光景は、とてもうれしくて、からだがしびれたのをいまでもはっきりと覚えています。

それ以来、勉強に取り組むようになり、毎回テスト結果が発表されるのが楽しみになりました。

上位10位までが発表されていたため、5位のときは素直に喜べたのですが、11位のときは自分に腹が立ち、涙ぐむこともしばしばありました。

中学3年生になっても勉強に対する姿勢は変わらず必死になって頑張りました。

ただ、3年生になると実力テストがしばしば実施され、自分の予想をはるかに下回る成績でした。

その状況にショックをうけ、嫌いだった塾に通うこととなりました。

いまおもえば、成績の良し悪しに関わらず中学からは塾に通った方がいいと思います。

自分で考えて勉強することも大事ですが、塾に通うと応用問題を解かせくれるだけでなく、生徒同士の競争もあるのでやる気スイッチが入ります。

あと、幼稚園、保育園のとき、遅くとも小学生になってからは、頑張ればよい結果が得られるという経験をさせたほうがよいと思います。

例えば水泳なら、テストで合格すれば賞状がもらえ、上のクラスになれる。

そろばんならば、検定試験に合格すれば賞状がもらえ、上のレベルにあがれる等、努力すればいい結果がまっている。

という経験が大事なのです。

その際、子どもが少しでも努力している姿勢がみられれば必ず褒めてあげてください。

子どもがは保護者に褒められるとさらに頑張りますから。

45歳 男 英文法を徹底的に勉強し、偏差値65になりました

中学生になると、授業科目に新しく英語が加わります。

入学当初は英語が習える、ということでワクワクしていました。

最初はアルファベットから始まり、短文ばかりですごく簡単に感じ、テストでもほぼ満点取れていました。

しかし、学年が上がるにつれて急に難しくなりあっという間に成績が下がりました。

通信簿も英語は4から2になり、完全に苦手意識を持つようになってしまいました。

高校受験の時も結局成績は上がらないまま受けましたが、公立高校だったのでなんとか合格はできました。

高校に入学しても英語は苦手で嫌いなままほったらかしの状態で、ついに通信簿は1に。

さすがに親にも怒られましたが友達と遊んでばかりでほとんど勉強せず、3年生の時、塾に通いましたが時すでに遅し、模試では偏差値35で、当然受けた大学ことごとく失敗に終わってしまいました。

私立の文系が志望だったので、英語の配点は一番高くなります。

予備校に通うことになった私は、英語を克服しないことには合格はありえない、と英語の猛勉強を始めました。

やはり最初のうちはなかなか理解ができず、予備校の先生に「辞書の単語の横に書いてある?はどういう意味?」と聞かれて「補語」と答え笑われて恥ずかしい思いもしました。

それでも、単語、熟語を毎日手で書いて声に出しながら覚えました。

また文法を基本から理解しようと、5つの文型と品詞を意識して読むようにしました。

すると段々英語の文の構造が分かるようになりました。

特に第5文型のOとCがイコールの関係になっているということが理解でき、それから成績がグングン伸びていきました。

全国模試の偏差値も毎回65くらいに安定し、予備校のクラスの成績優秀者として紙に貼りだされ、自信がつきました。

ついに念願の第一志望の大学に合格できました。

ものすごくうれしかったけど、やはりもっと早くから英語の勉強をしておくべきだった、と後悔している部分もあります。

英語に限らず、苦手な科目がある人は、ある程度まとまった時間で集中してその科目だけをひたすら勉強してみるのがおすすめです。

そうすると、徐々に理解ができて楽しくなり、また勉強するという好循環を生み出すことができると思います。

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