勉強法体験談:自分に合った学習戦略の見つけ方

40歳男、勉強にもコツがあるものだ!

私は41歳、関西に住む会社員です。

私は子供の頃、本当に勉強が苦手でなかなか思うように点数が取れませんでした。

どちらかと言うとスポーツが得意でしたので体育の成績はいつも良かったです。

しかし、歳が上がるにつれ勉強が出来ないと色々と厄介でしたので、とりあえずは頑張ろうと思ったのですが、それでも上手く行きませんでした。

そんな時、私は両親の進めもあり近くの有名な塾へと通うことにしたのです。

そこでは全科目ではなく数学と英語のみのちょっと珍しい塾でした。

しかし、最も苦手な数学と言うことだけあって習うに越したことはありませんでした。

そして、いざ塾に通い勉強を始めたのです。

すると、有名なだけあって私にでも数学がすらすら解けるようになったのです。

勿論、先生の教え方が良かったのか私にも物凄く解りやすくドンドン理解していくのが解ったのです。

そして、塾に通い初めてから最初の試験があったのです。

何と普段は60点も採れば上出来な私が85点も採れたのでした。

自分でも驚きましたが何か手応えみたいなものは感じていました。

そしてそれからは数学のみならず勉強そのものがコツがつかめた為に、全科目が成績がアップしたのです。

また、学期末には貰える通知簿には何とほとんどが5か4へと変わって行ったのです。

私はお恥ずかしながら体育以外はそれまで4以上など取ったことがなかったのですが、これを機に一気に成績が上がりました。

おかげさまで中学生から高校へと進学する時にもそれほど苦労せずに志望校へと進学することも出来ました。

本当に今、思えばあの塾に通ったことによって一気に人生が変わったような気がしています。

また、その時に教えてくれた塾の先生にも大変感謝しています。

それからは勉強を通して、後に資格などもたくさん取得することができ、今現在社会人になっても役にたっています。

やはり改めて勉強にもコツがあり、そしてそんな出来ない私でも変わることが出来ました。

本当にきっかけとは改めて大事だとも思いました。

13歳男 暗記を徹底的に行い、国立大に合格

私が中学2年生になった頃の話です。

当時、私は全く勉強できませんでした。

学年130人中、100番代から抜け出すことができないレベルです。

ちなみに私の通っていた中学校は、その地区でも有数のヤンキー在籍数を誇り、私は真面目な学生でしたが、その程度の学力でした。

しかし、私の両親は私が大学に進学することを切望していました。

私は子どもながらに、自分はそんなスペックじゃないから無理だと思っていました。

そんな私に両親は家庭教師を付けることにしました。

普通の家庭教師ではありません。

週5日、平日3時間、土曜は5時間、日曜は8時間という強豪校の部活並みのスケジュールです。

しかし、先生は怖いわけではなく、むしろ優しい人でした。

決して怒ることなく、ただ驚異的な忍耐力を持つ人でした。

どんなに私が間違ったり覚えられなくても、できるようになるまで、辛抱強く待ってくれました。

先生の授業は、教科書を使って、基礎を教え、単語や公式の暗記、その後、練習問題を完璧にできるまで繰り返すというものでした。

これを私は小学生3年生からやり直しました。

初めはなかなか進みませんでしたが、暗記に慣れてくると、学ぶペースは早くなりました。

暗記も慣れが必要でした。

先生は、難関大学の受験以外は暗記さえできれば解けると言い切るくらい暗記を重要視していました。

数学も受験レベルでは、閃きではなく、公式や解き方を暗記をしなければいけないということでした。

授業のほとんどを暗記に費やし、半年ほど経ったあたりから、私の成績は一気に上がっていきました。

5教科の中間テストでは、全体で20番代に食い込むことができるようになりました。

ただ9教科の期末テストは、先生に教えてもらってない教科が加わることもあり、順位は50番代まで下がっていました。

そんな風に勉強を続け、高校受験では住んでいた地区の進学校に入学することができました。

高校に入ってからは、さすがに家庭教師の頻度を減らしましたが、継続して勉強を教えてもらい、無事国立大に入学することができました。

私は暗記を徹底的に行うことで、ヤンキー以下から国立大に合格できるレベルまで、学力を向上させることができました。

先生の言う通り、勉強の根元は知識を身に付けること、つまり暗記だと思います。

解き方や単語などを暗記することが、学力向上の近道です。

25歳女性 計算機科学を勉強したことで数学的思考力が身についた

私は数学が苦手だったのにエンジニアとして働いていたことがあります。

エンジニアは文系でもなれる職業だとはいえ、基礎理論として数学の知識が必要なため、数学ができないとなかなか厳しい職業でもあります。

進路を決める際に面白そうという理由でこの道に進んだ私は専門学校に入学して早々勉強についていけず愕然としました。

進学校から来たり元々プログラミングをしていた同級生はスラスラと理解できているようで悔しかったのを覚えています。

しかし、そんな私でも唯一理解でき興味を覚えたのがオートマトンの理論でした。

そこで、まずは興味のある分野の理解を深めていこうと思い図書館で本を借り読んでいくことにしたのです。

当初は知りませんでしたが後にその分野が計算機科学とよばれるものであることを知りました。

借りてきた本は難解で、数学的記号も多用されており決して読みやすいものではありませんでしたが、私は興味のあるものを理解したいあまり必死に数式を自分なりに解読して読み進め、理論の説明としてある証明も理解できるまで読み込みました。

結局その本は返却期限までに読むことができず購入しましたが、読み終える頃には数学的思考力が身についたようで他の理論も以前より理解できるようになり、時間はかかりましたが無事エンジニアとして働くことができるようになりました。

一つの分野を切り口に他の分野の理解も深めていくことができたのです。

その後も数学は趣味の一つとして勉強を続けています。

理解できるようになった後、もっと早くに知っていればそれまでの数学の授業が理解でき、成績で数学が足を引っ張ることもなかっただろうことを考えると、興味を持ったのが遅かったことを後悔しています。

もし私と同じように数学が苦手、あるいはなりたい職業で数学的知識が必要だけど苦手意識があるといった方は、私と同じように何か一つ興味のある分野を見つけて、それに対する理解を深めていってはいかがでしょうか。

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