勉強法体験談:自分に合った学習戦略の見つけ方

31歳男 教科書を隅から隅まで何度も読むようにした

私は中学生までは勉強が苦手でした。

苦手というか、勉強が嫌いだからほとんどやらずに、放置していたので苦手なままだったということも言えますが。

中学生の3年間はオール3に近いような成績で、友達との成績と比べると劣っており、そのことを気にしていました。

そして、高校に入ったものの、成績がよくなかったので満足のいくレベルの高校ではありませんでした。

しかし、高校のレベルに納得いかなかった私は大学受験に関しては、ちゃんと勉強をしようと思ったのです。

私は高校受験の結果に納得がいっておらず、ある種の学歴コンプレックスのようなものを当時抱えており、それがきっかけで勉強を頑張ろうと思うようになったのです。

私の場合にはそもそも勉強をしていなかったのが原因でできなかったのだと思っていましたから、やればできるはずだと考えていました。

ただ、勉強の習慣がついていなかったので、勉強の習慣をつけるのにまず苦労しました。

結果的に勉強の習慣がついたのは高校3年生で、その頃になってようやく毎日勉強をすることができるようになり、受験勉強にも身が入るようになったのです。

確かに、それまでと比べたら見違えるように勉強量は増えたと思いますし、中学生のときのオール3と比べたら明らかに学校の成績も上がり、オール4くらいにはなってました。

そして、学校で受ける模試の成績も中学生のときの実力では考えられないような結果になっていました。

ただ、伸びたのは得意科目であり、苦手科目はそこまで伸びていなかったのです。

それは得意科目に時間を使って、苦手科目を疎かにしてしまったことが原因だと思っています。

したがって、全体的には成績は上がりましたが、苦手科目を疎かにしてしまったことは後悔しているのです。

勉強が苦手な人はやっていないだけという可能性が高く、やれば成績は少なからず上がると思うので、まずは勉強をやるということからスタートしてみましょう。

少しでも長く勉強をする時間を作り、勉強をする習慣を作ることで、少しずつ成績は上がっていくと思います。

33歳女性 出題者の気持ちになって問題傾向を把握し成績アップ

私は中学時代に英語が最初苦手でした。

小学生時代にしていた勉強の延長である、国語、数学、理科、社会といった科目はトップクラスの成績だったのですが、英語は中学生になってから初めて学習したので最初どう勉強していいのかさっぱり分からなかったのです。

なんと最初の簡単な内容の定期テストだったにも関わらず60点という点数を取ってしまいました。

他の科目はほとんど100点に近い点数をとっていた私にとっては衝撃的であり、人生初めての勉強での挫折でした。

また、高校はどうしてもある進学校にいってその高校でやりたいことがあったので、その夢が叶わなくなるのではないかという絶望感を感じました。

そこから母親とともに猛特訓が始まりました。

結局のところ、英語では何を勉強すれば点数につながるということが全く分かっていなかったので、そこを母親から教わりながら、毎日夜にマンツーマンで勉強することになりました。

その結果、二回目の定期テストでは、96点をとることができました。

結局のところ、新たな学習に対応できていなかったという感じでした。

母親との特訓では、問題集を購入してそれのコピーをとって繰り返し行うという勉強も行いました。

それを延々と繰り返していくことで、英語分野でどういった意図でどういったところが問題として出題されるのかが把握できました。

きっと勉強ができるようになるためには自分が出題者になれるぐらい問題傾向を把握する必要があることが分かりました。

それからというものの、友人や家族を相手に、新たに勉強した分野の問題を自分が出題するという習慣を継続するようにしました。

出題することによって自分の頭に定着して、なおかつ出題者の気持ちになって効率的に必要なところを勉強できるようになるためです。

また、このような勉強方法をするためにはともに勉強をがんばる友人、家族が必要です。

そういった意味では私は友人、家族に恵まれていて、そのおかげで成績を伸ばすことができたのだと思います。

つまり勉強だけしていればいいという問題ではなく、日常の友人や家族との関わり方も成績に影響してくると私は思っています。

勉強で伸び悩んでいる方は、もちろん勉強を頑張ることも大切ですが、それ以外のところで人と関わっていい人間関係を構築していく努力もしていくことをおすすめします。

51歳 女性 好きな分野を調べていくうちに勉強ができるようになった

私は51歳の女性で、職業はフリーライターです。

かなり前の話になりますが、私は学生時代、歴史が大の苦手でした。

暗記が苦手だったので、暗記教科は不得意だったのですが、中でも歴史は覚えることばかりだったので、いつも成績が良くありませんでした。

学生時代は歴史に時間を割いて勉強をしても、他の教科に比べると、かなり点数が悪く、そのために総合評価での平均点が下がってしまいました。

受験の時も歴史が苦手な分、他の教科で挽回しなければいけないと思いました。

しかし、歴史も何とかしなければいけないと思い、過去問で特に良く出そうな問題だけに絞り、それだけは何とか覚えようと思いました。

その結果、その読みが当たり、その部分だけは答えることができました。

社会人になってからも、歴史はずっと苦手だったのですが、あることをきっかけに徐々に好きになっていきました。

歴史は全て繋がっているので、一か所でも自分の好きな時代なり人物がいることで、そこから広げていくことができます。

関連性を調べていくうちに、歴史の面白さがようやく理解できるようになりました。

私はもともとテレビドラマが好きでよく観ていました。

その流れで、歴史ドラマを観るようになり、そこから歴史にも興味を持てるようになりました。

また、歴史ドラマではないのですが、歴史を調べるようなドラマがあり、そのドラマの面白さにすっかりハマってしまいました。

それをきっかけに、歴史に関係する仕事に就くことになりました。

私は長年、歴史が苦手だったこともあり、歴史に関してはまだまだ覚えることが多くありました。

しかし、興味のあることに関連して調べていくうちに、無理なく歴史に興味を持てるようになりました。

私はデザインや美術が好きで、その歴史を調べていくうちに、他の歴史上の出来事や人物などとも関連があり、徐々に歴史が好きになっていきました。

苦手な勉強も自分の好きなことから入っていくことで、どんどん吸収できるようになると思います。

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