19歳男 数学に暗記を取り入れたら得意科目に
都内の大学に通う男子大学生です。
私の苦手科目を克服した体験について話したいと思います。
私は生まれてから中学校までは地方に住んでおり、高校進学を機に首都圏に出てきました。
中学校までの私は比較的勉強はできていた方で、自分でもまあまあ自信を持っていました。
高校受験では地方の安泰な受験では物足りないと思い、思い切って首都圏のレベルの高いところを受け見事合格を掴み進学することとなりました。
しかし、それが自分を苦しめる決断になるとは思いもよりませんでした。
入学して早々のテストで下位10%に入ってしまったのです。
正直、結果には愕然とし目を背けたくなるようなものでした。
地方にいた時に持っていた自信はズタズタにされました。
中学校までの私は勉強に対して偏った考えを持っており、才能やセンスによるものが大きいと思っていました。
自分自身はひたすら覚えるという忍耐力があったので、英語や社会、理科は自然とできるものだと認識していました。
その一方、国語や数学はできる時とできない時の差があり、その原因をひらめきによるセンスだと考えていたので仕方ないものだと開き直っていました。
しかし、中学時代はそれで太刀打ちできていたからいいものの、高校ではそれでは通用しませんでした。
あのテスト以降、一度はまってしまった沼からは出ることができず非常に苦しい時期が続きました。
極め付けは期末テストでの赤点でした。
その後の再テストでなんとか単位を落とすことは避けられましたが、自分は数学ができない人間なんだと半ば諦めすら感じていました。
転機となったのは夏休みの部活中での友達との会話でした。
中学時代の勉強の話を聞かされていた時に、ある友人が「数学って解法暗記だよな」とボソッと囁いたのです。
私にはその言葉が気になり、詳しく話を聞くと彼らは中学時代に塾で入試に頻出な数学の解き方を暗記して勉強していたらしいのです。
私にはそれが非常に新鮮で驚きなものでした。
私の数学の勉強は、教科書で習った公式や定理の理解に留まっておりそれ以後の実践的な問題は全て理解した公式や定理からのひらめきに頼っていたのです。
しかし彼らは異なり、実践的な問題にまで暗記の対象を広げていたのです。
その出来事をきっかけに私は数学の勉強に解法の暗記を取り入れました。
夏休みの残された時間を使い、慣れない新しい勉強法に順応しようと苦心しながら継続的な努力していきました。
その結果として、中間テストでは数学の成績がクラスの3番目に入ることができ、先生からも非常に驚かれました。
あんなに苦手で苦しんだ数学というものにこんなにも新しい世界がやってくるなんて想像すらしておらず、当初は自分の成績が信じられず嘘みたいでした。
このように、勉強というものは何か些細なことをきっかけにガラッと変貌を遂げるものだと思います。
自分が正しいんだという思い込みを捨てて、いろんな人の話や体験を参考にし、柔軟に取り入れていけば自ずと苦手な科目への解決策が見えてくるはずです。
私の話も少しでも受験生のためになれば幸いです。
47歳男 チンギスカンのゲームのおかげで世界史の成績アップ
私の高校は歴史の授業を日本史か世界史かで選択出来ました。
日本史は小学校高学年と高校受験とで散々やりましたし、多少の流れは理解しています。
しかし世界史を習ったことはありませんし、ならば未知のものである世界史を習うべきだと思って世界史を選択。
しかし残念ながら世界史の成績は悪くサッパリでした。
もちろん世界史の勉強はしました。
世界史って早い話、記憶系のものです。
しっかり暗記すればそこそこの点数を取れるのはわかっています。
しかし興味のない物を暗記する程、退屈かつ苦痛なものはありません。
勉強しようと思っても長時間続かず、テストの成績も上がらずという状態が続いていたんですよね。
これを変える転機になってくれたのが、歴史戦略シミュレーションゲームの「蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史」というチンギスハーンをテーマにしたゲームシリーズの3作目でした。
チンギスハーンをモデルにするだけあり、普通の歴史シミュレーションゲームとは規模が違いました。
というのも、大体こういうのって国内を統一して終わりなものが殆どなんです。
例えば日本の戦国大名・織田信長をテーマにした「信長の野望」や豊臣秀吉をモデルにした「太閤立志伝」等は日本国内の統一を目指したもの。
ですので日本以外はまったく関係ありません。
しかし「蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史」は世界統一を目指すものでした。
これも当然です。
元王朝は歴史上最も広大な領土を持っていましたし、その勢力はヨーロッパやロシアまでも伸びていましたから。
当然ゲーム内にも色々な敵国が出てきます。
その敵国の中には有能な武将が多くおり、中にはプレイヤーの国に選べたり。
例えば神聖ローマ帝国のフリードリヒ1世となり、東から迫り来るモンゴルと戦うなんて出来るわけです。
日本史しか学んでいなかった私でも、チンギスハーンぐらいは知ってます。
しかしチンギスハーンと同格として扱われているフリードリヒ1世やリチャード1世(アンジュー朝)って一体何者だ?ムガール帝國って?東南アジア方面にも国があるけど、東南アジアにも国がったんだ?吐蕃ってチベットの事か!
というように「蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史」をプレイしてから世界史への興味が凄く湧き出しました。
同じ時間勉強するのでもツマラナイと感じながら勉強するのと興味を持って目をキラキラさせながら勉強するのでは、その効果は雲泥の差です。
、あた一度興味を持つと芋づる式に興味を持ってしまうんですよね。
ムガール帝國の建国はいつだ?誰が国を興した?どこに滅ぼされた?なんてことも興味を持ちます。
結果、世界史は興味のあることばかりとなり、そういった事がどんどん頭の中に入っていって世界史の成績はみるみる上がりました。
人間興味を持つと凄い成果が出るんだなって思い知らされました。
24歳女性 短期記憶から長期記憶で勉強ができるようになった
現在20代の日本人女性です。
受験勉強の時にやっていて、個人的に点数が上がったやり方が勉強する範囲を決めて、その範囲内の重要なところを重点的に覚えるやり方です。
そして、頭に入ったなと思ったらそこで勉強はおしまいです。
強化はなるべく1教科絞ります。
1日に何教科も勉強することはしません。
暗記系の歴史などと数学などの数式だけ覚えたら問題別に解いていくものとでは覚え方が違うと思いますが、1日に1教科だけやって、長い時間勉強しないやり方はどの教科も同じです。
そして、数日して忘れかけた頃に復習します。
よくあるやり方なのですが、このやり方で回数を増やしていくと、短期記憶から長期記憶へと変換されます。
やっぱり、どんなに勉強しても忘れていってしまうものですので、なるべく長期で覚えていられるように、数日開けてから復習するのが効果的だと思います。
長時間の詰め込み勉強は疲れますし、嫌になってしまうので、私はやりませんでした。
大事だと思う要点だけを絞り出して、何かと関連づけて覚えたりするのもいいです。
とにかく理解して、記憶することでテストなら点数も取れるようになりますし、記憶に定着すると尚いいと思います。
英語でいうとTOEICなどもやりましたが、名刺の次に来るのは何か、などの文法の形を覚えればその単語の後ろに何が来るのか答えを絞ることができますし、覚えておくべきことはそんなに多くありません。
とにかく無駄なことは省いて、覚えておくべきことをしっかり覚えれば、点数は取れるようになりました。
英語に関しては、あとはリスニングが難しいと思いますが、英語は日本語とは違って、単語と単語が繋がっていて滑らかな発音になっています。
日本語は、一音一音しっかりと発音するので、その感覚でいくと英語のリスニングはなかなか聞き取れません。
まずは、フレーズごとにどことどこが繋がった発音なのかを知っていくと次第にわかるようになってきます。