勉強法体験談:自分に合った学習戦略の見つけ方

40歳女 小説を毎日読んで集中力・記憶力・学力アップ

現在、40代の主婦です。

私の【勉強できなかったができるようになった体験談】は、中学生の時の事ですが・・・

普段から成績の良い友達の家に遊びに行ったのですが、友達のおばあちゃんがとても優しく私に接してくれ、おばあちゃんが「部屋に入っていいよ」と言うのでおばあちゃんのお部屋にお邪魔しました。

友達のおばあちゃんの部屋は、四方八方小説に囲まれていました・・・小説の数は千冊くらい??!数えきれないくらいの小説の多さに驚きました。

ビックリしている私におばあちゃんは「好きなのがあったら借りていっていいよ」と声をかけてくれ、私は全く小説などの本は興味がなかったのですが、せっかくなので数冊借りて帰りました。

小説は推理小説でした。

犯人は誰なのだろう?!・・・とどんどんはまっていってしまい、友達の家へ行ってはおばあちゃんに小説を何冊も借りてと過ごすようになりました。

すると、小学生の時は普通の成績だったのですが、小説をいつも読むようになると暗記力が上がり、当時1クラス40名6クラスあったのですが、学年でのテストの順位は1番良かった時で5番になった事がありました。

テスト勉強期間中、学校から家へ戻ると食事とお風呂の時間以外、集中して勉強ができ、毎日数時間していました。

ただ、毎日のように小説を読んでいただけで、記憶力・集中力が格段にあがり好成績をとる事ができました。

中学2年生になり、クラスがえをしていつも小説を借りに行っていたお友達とクラスが離れてしまい、良く遊ぶ子が変わってしまいました。

そして、小説を読む事もなくなりました・・・

勉強への集中力はなくなる一方で成績はどんどん下がっていき、学年で順位は30番、50番、70番とどんどん落ちていってしまいました。

入りたい高校へは入る事ができましたが、小説を読まなくなってからは高校へ入っても成績はあがる事はありませんでした。

小説などの本を読む事を日々続けていたら・・・

もっと学力がついていたと後悔しています。

たくさん本を読むと賢くなり記憶力・集中力がついて学力があがりますのでおすすめです。

44歳、女 きっかけは「学校ごっこ」

44歳の女性、会社員です。

私は小学生の頃、勉強がとても嫌いでした。

読書も嫌いでしたし、保育園に通っていたので同じクラスの幼稚園から来た子たちに比べると、その学力の差は歴然でした。

出来ないので、ますますやりたくなくて、とりあえず怒られるのが嫌なので宿題だけはきちんとしていた、というだけでした。

ある日、友達と遊んでいて、「ごっこ遊びをしよう」という事になりました。

学校ごっこです。

そこで、交替で先生役をやりながらみんなでワイワイ楽しんでいたのですが、私にとって、思っている以上に先生役が楽しかったのです。

私はその頃、剣道を習っており、素振りの仕方などを友達に教えたりして先生役をやったのですが、私にとっては知っていて当然、出来て当然のことを、何も知らない友達に「教える」という行為で、逆に自分がどれだけそれについての知識や経験があるか、ということを認識する機会になっていたのだと思います。

いわゆる「インプット」と「アウトプット」です。

もちろん、その当時、インプットとアウトプットなどと理解してやっていたわけではありませんが、「人に教える」という行為のためには自分が「覚えている」だけではなく、人に説明できるほどには「理解」していないといけない、ということはなんとなく感じました。

それ以降、あんなに嫌いだった勉強も、疑問を解決したり興味や好奇心を満足させてくれるものに変わっていったように思います。

「暗記しなければいけない」勉強から、理屈を理解する手段としての勉強になったのかもしれません。

ただ、大学受験までの勉強は「暗記」さえ出来ればそこそこなんとかなる、ということもその後わかっていくのですが。

人に教えるという「アウトプット」の行為を前提に授業に臨むようになってから、いや、当然、当時はそこまできちんと意識していませんでした。

いつかまたやるであろう「学校ごっこのため」でしかなかった気もします。

でも、それから授業が楽しいものになり、それに比例して成績も挙がっていきました。

きっかけは「学校ごっこで先生役をやりたい」です。

まるで高尚な理由でもなんでもないのが恥ずかしいくらいですが、これで勉強癖もつけることが出来ました。

勉強が、点数や順位だけでなく、自分の中の何かを満たすための手段だと思えれば、もしかしたらそれが「出来る」ようになる近道の一つなのかもしれません。

22歳女 集中しやすい部屋作りで成績UP

22歳、女性、フリーターです。

私は小学生の時から勉強が苦手で、というより勉強の仕方がわからず、教えるのが得意な父がいる休日に時間をかけて解説をしてもらっていました。

ただ、やっぱり仕事で忙しい父との時間は中々取れず、勉強ができないと宿題へのやる気も出ないし、当然テストの成績は下から2番目3番目、酷いときは0点で一番下の時もあったくらいです。

そして中学1年、受験の話が増えてきて、両親も私も危機感を覚えるようになりました。

話し合って塾に行くことになったのですが、マンツーマン指導の塾は人気で予約が取りにくく、結局集団授業の塾に入るも、先生を他の子に独占されて聞きたいことを聞けないまま、意味がないのですぐに辞めてしまったんです…。

「受験まであっという間なのに…」
「周りの子はもう塾に通って成績が上がってるのに…」
「勉強ができない…どうしよ…」

両親とリビングに集まって話し合った結果、たまたま数日前にテレビで見かけた、「集中しやすい部屋作り」を実践してみよう!と、なったのです。

その時の私は「そもそも勉強の仕方がわからないのに、部屋が変わったところで成績は上がらないでしょ!」と思ってたのですが、とりあえずやる気満々の両親と部屋作りを始めました。

まずは白い電球からオレンジの電球に変え、間接照明も買って暖かい光の空間を作りました。

ちょっとくらい部屋が暗くても、教科書を見るだけで、スマホのブルーライトを浴びるわけではないので、目が悪くなることはありません。

そしてできるだけ無駄な物は置かず、部屋の中に空間ができるように家具を配置します。

部屋をシンプルにするだけの作業なのですが、なんと1週間かかりました。

そして出来上がった部屋で勉強を始めてみたのですが、すぐに効果が現れました。

相変わらず勉強の仕方がわからないままですが、今までよりも集中力が明らかにUPして、やる気が出てきたんです!

集中力が長く続いてやる気が出ると、教科書や黒板をただ丸写ししただけのノートをひたすら理解しようとして、少しづつ解説がわかるようになってきました。

今まで自分で解けなかった問題に正解できた時は、「なんでこんなに詳しく書いてるのに理解できなかったんだろ…」と、自分のやる気次第でこんなに見方が変わることに驚きました。

それから問題を解けたときの達成感や、記憶力がUPして「あ!これ教科書に書いてた!」と思い出したときの嬉しさは、モチベーションに繋がっていったんですね。

誰にでも効果があるとは言えませんが、落ち着いたシンプルな空間で勉強するだけで、やっぱり集中力はかなり変わってきます。

部屋を変えただけで、無事に希望していた高校に入学することができたので、私が親になったときには、絶対に集中しやすい部屋作りを実践しようと決めています!

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